つれづれの月

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医大生が数学をはじめとして、大学受験や医学部受験、科学系のトピック、暮らしのネタ、etcを紹介していくブログです☆

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【厳選】医学部学士編入対策に絶対おすすめ参考書 22冊+α

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 医学部学士編入を目指そうと思うけれど、どの参考書を使って勉強すれば良いかわからない、、とお悩みのあなたに!

今回は医学部学士編入対策におすすめの参考書を科目別で紹介します!

特に医学部学士編入を独学で目指される方必見です!

おすすめ度を★の数(3段階評価)で表しているので、ぜひ参考にしてください!

 

 

生命科学対策

医学部学士編入では「生命科学」という科目があることがあります。「生命科学」って何?って思われる方もいるかもしれませんが、「生命科学」=「生物学」と考えて差し支えないです。なので対策としては、生物の勉強をすればよいことになります。

学士編入試験で一番重要な科目になりますので、十分に対策をとっておく必要があります。

 

高校生物

対策としては、まずは高校生物をしっかり理解しましょう。高校生物範囲がわかっていないと試験であまり点が伸びません。軽くでいいので高校生物は復習しておいてください。

もし高校生物に自信がない人はこちらの参考書がおすすめです。平易でわかりやすく、高校生物範囲がうまくまとまっています。

理解しやすい生物 おすすめ度 ★★☆

  

高校生物を押さえたうえで、さらに「生命科学」で高得点を稼ぐためのおすすめ参考書を次に挙げていきます。

 

細胞生物学

細胞生物学は「生命科学」の最重要な分野になりますので、しっかり勉強しておく必要があります。細胞生物学の参考書でおすすめなのが次の「Essentia 細胞生物学」です。大学で生物学を学んだことのある人ならその名を知らぬ人はいないというくらい超有名な本です。これ一冊やれば細胞生物学はほぼ問題ないレベルにまで仕上がります。編入後も使えますし、絶対におすすめできる一冊です。ただし、分量もそこそこ多いので、時間がかかることを念頭に計画的に読んでいくことをおすすめします。

Essential 細胞生物学 おすすめ度★★★

 

 

生命科学対策として、高校生物と細胞生物学は必ずやっておくべきなので、時間や余裕がない場合は上で紹介した2冊だけでも良いですが、もし時間や余裕があるのであれば試験で1点でも多く取るために、次に挙げる参考書も参考にしてください。

 

生化学

生化学は苦手とする方も多いですが、重要な分野なので、簡単にでも押さえておきたいです。「基礎の生化学」は入門者向けの本でとても読みやすいですが、少々内容に欠けるところがあります。「シンプル 生化学」はもう少し詳しく書いてあります。実はどちらも生化学の参考書としては軽めなものなのですが(本格的に生化学を学習したい方にはおすすめの本が別にあります)、学士編入対策にはこれらで十分です。

基礎の生化学 おすすめ度★★☆

 

シンプル 生化学 おすすめ度★★☆

 

生理学

簡単な生理学は理解しておきたいです。「N教授の生理学講義ノート」は読みやすくておすすめです。

N教授の生理学講義ノート おすすめ度★★☆

 

組織学

鹿児島大学などでは組織学も出題されます。そのような大学を受験される方は「カラーポケット組織学」がおすすめです。ポケットサイズで持ち運びやすいためどこでも勉強でき、要点もまとまっています。

カラーポケット組織学 おすすめ度★★☆

 

英語対策

英語の参考書としては「医学部の英語」がおすすめです。難易度もちょうどいい感じだと思います。

[国公立大]医学部の英語 おすすめ度★★☆

 

単語力をつけるためには、大学受験でも有名な「英単語ターゲット1900」もおすすめできます。

英単語ターゲット1900 おすすめ度★★★

 

基本的に大学受験用の参考書で勉強するので大丈夫です。

また、試験では題材として生命科学系の長文が出題されることも多いので、生命科学系の英単語に慣れておくのも大切です。生命科学系の英単語は積極的に覚えていってください。

 

<余談>

実力的に余裕がある方は対策として生命科学系の英語論文を少し読んでおくのも良いです。私も試験直前は英語論文をいくつかピックアップして読んでいました。単純な英語力だけでなく生命科学系の予備知識も前提としますのでハードルはかなり高めですが、英語を絶対の得点源にしたい人にはおすすめです。

生命科学系の英語論文 おすすめ度★★☆(実力的に余裕がある人向け)

 

TOEIC対策

近年は学士編入の出願資格でTOEICのスコアを課している大学が増えてきました。TOEICはある程度慣れが必要な試験です。高得点を取りたい場合はしっかりと対策しておいた方が良いです。はじめてTOEICを受験される方には次の本が手軽でおすすめです。

 

また、TOEIC対策にはオンラインのTOEICシミュレーションテスト「e-TEST」もおすすめです。月額定額で何度でも受験できるTOEICのシミュレーション試験です。自分の実力を測るのにもちょうど良いですし、スキルアップにも使えます。

オンラインTOEIC模試 e-test おすすめ度★★☆

 

また、滋賀医科大学などのようにTOEFLライクな英語の文法問題を試験に課す大学もありますので、そのような大学を受験される方はこちらの本で対策をしておきましょう。

正解するTOEFL ITP TEST文法問題580問 おすすめ度★★☆

 

化学対策

化学と物理に関しては、受験する大学によって、おすすめする参考書が大きく変わってきます。

基本的には高校範囲の化学を復習しておくだけで十分な大学も多くあります。そのような大学を受験する場合は、こちらの参考書がおすすめです。内容がまとまっていて読みやすいです。

大学受験Doシリーズ おすすめ度★★☆

 

 

 

 また、「理系大学受験 化学の新研究」は辞書用として有用です。

理系大学受験 化学の新研究 おすすめ度★★★

 

もし大学範囲の分析化学や有機化学が試験範囲に含まれている場合は、次の本もチェックしてみてください。

 単位が取れる有機化学ノート おすすめ度★★★

 

図解入門よくわかる最新分析化学の基本と仕組 おすすめ度★★☆

 

もし大阪大学の医学部学士編入を受験されるのであれば、おすすめする本がちょっと変わってきます。大阪大学医学部学士編入は大学レベルのガチフルセット試験です。大阪大学の医学部編入試験の化学では大学レベルの有機化学が頻出ですので、入念に対策をしておく必要があります。参考書としては次のものがおすすめです。

ベーシック有機化学 おすすめ度★★☆

 

マクマリー有機化学概説 おすすめ度★★★

 

物理対策

化学同様、多くの大学では高校レベルの出題になります。参考書としては、物理が苦手な方は「物理のエッセンス」がおすすめです。高校物理の有名な本で、定評があります。

物理のエッセンス おすすめ度★★★

 

 

もし物理が得意でしたらこちらの「医歯系の物理学」もおすすめです。

医歯系の物理学 おすすめ度★★☆

 

数学対策

統計数学を出題する大学もあります。統計が苦手な方は対策として「単位が取れる統計ノート」がわかりやすくておすすめです。

単位が取れる統計ノート おすすめ度★★☆

 

まとめ

勉強は量より質です。あれこれと手を出すよりは、上で紹介した教材でじっくり勉強してみてください。学士編入学試験で勝負できる力が身につくはずです。

また、Essential細胞生物学など習得に時間のかかる参考書もありますし、学士編入の枠を縮小しつつある大学もありますので、医学部学士編入を考えたなら、もうその日に勉強をスタートするのがベターです。そしてなるべく早めに合格してしまいましょう。

 

Point!

医学部学士編入を考えたなら、もうその日に勉強をスタートさせるべし!

 

 

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