つれづれの月

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医大生が数学をはじめとして、大学受験や医学部受験、科学系のトピック、暮らしのネタ、etcを紹介していくブログです☆

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現役医学生が選ぶ!医療系志望者にぜひ読んでほしい医療マンガ5選

さてさて、今回は医療系志望の学生におすすめのマンガをご紹介します!

日本はマンガ大国とも言われているように、たくさんのマンガが世に出ていますね。

もちろんその中には医療をテーマにしたマンガも多くあります。

(現在某医学部に通う私も実はマンガは大好きで、割と読む方です笑)

そこで今回は、毎日の勉強で疲れたときやちょっとした気晴らしはもちろん、日々の勉強のモチベーションアップ、さらには医学というものを考えるきっかけにもなるようなおすすめの医療マンガを5つご紹介します!

 

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ブラックジャック

 

 

言わずと知れた有名作品ですね。医療をテーマにしたマンガと言えばまずその名が挙げられるといっても過言ではないのがこの「ブラックジャック」。

マンガの神様とも言われた手塚治虫の作品です。

何度もアニメ化もされた作品なので知っている人も多いと思います。

主人公は無免許医でありながらも天才的な外科技術を持つブラックジャックと呼ばれる男

医療や命、愛というものをテーマに、彼と患者が織りなすヒューマンドラマです。

主人公ブラックジャックは今も昔もかなり人気があり、医学部に行くとブラックジャックに憧れて医者になったという先生方に出会うことも稀ではないほど。。

古い作品ということもあり、医学的にやや問題があったり、ストーリー的にも少々整合性が取れない部分もあるのはあるのですが、それでも読んでみる価値が大いにある作品と言えます。

医療マンガの金字塔といえるもので、医療系を目指す学生にはぜひ読んでほしいマンガです。

 

ブラックジャックによろしく

 

 

佐藤秀峰による作品です。こちらも有名だと思います。色々と話題を生んだ作品です。

ブラックジャックという名が付いているので勘違いしそうですが、先の手塚治虫の「ブラックジャック」とは何の関係もありません、ちょっと紛らわしいですね笑

ブラックジャックとは何の関係もないですが、だからといってがっかりすることはありません!この作品も結構読みごたえがあります。

研修医という立場の斎藤英二郎を主人公に、研修医制度や保険医療制度など、現代の医療の緒問題を克明に描いた作品です。

医療が持つ負の側面も少し扱っており、内容的にも一時話題を生んだ作品です。

(個人的にはもっと踏み込んでほしいとも思いますが、、、笑)

医学や現代医療の実態について考えさせられる作品なので、医療系を目指す人にはぜひおすすめしたい作品です。

 

新ブラックジャックによろしく」という移植医療に焦点を当てた続編もあるので、「ブラックジャックによろしく」を読んで興味が出たら読んでみると良いかもしれません。

 

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見

 

 

こちらはまだ連載中の作品なので、リアルタイムで読んでいる人もいるかもしれません。

みなさんは「病理医」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

あまり聞き慣れない言葉かもしれません。病理医というのは生検や病理解剖によって病理診断を下す専門の医師のことです。

この病理医というちょっと変わった医療職にスポットライトを当てているのが本作品になります。

この作品の主人公も変わっており、腕は優秀なのですが人付き合いはちょっと、、というかかなり問題がある岸京一郎という病理医が主人公

(人付き合いと書きましたが、性格に問題があると言った方が良いのかもしれません笑 作中では本人も自覚があるようですし!笑)

傲岸不遜で他人への言葉攻撃は一度炸裂したら容赦無い、、そんな主人公です笑

変人病理医岸の姿を描く本作品ですが、製薬事情や移植医療、遺伝子治療、医療訴訟などこちらも結構深刻な話題を扱っており、面白い作品です。

普段馴染みのない病理医という存在にも触れることができるのでおすすめです。

 

コウノドリ

 

 

産科医療を扱った有名な作品で、ドラマ化もされました。

「ベイビー」と呼ばれるピアニストであり、かつ産婦人科医でもある鴻鳥サクラと呼ばれる医師が主人公

数話完結型のストーリーで構成され、未受診妊婦、人工妊娠中絶、切迫流産、助産院での出産などの産科独特のテーマを扱いつつ、新しい命を迎える医療現場でのドラマを描いた作品です。

(ちなみに鴻鳥先生は温厚な性格で、先ほど紹介した「フラジャイル」の岸先生とは大違いです笑)

現在の日本医療において産科医は不足しており、産科医療は大きな問題を抱えていますが、だからこそ産科医療に目を向けるきっかけとしておすすめしたい作品です。

 

AIの遺電子

 

 

最後はちょっと趣の異なる作品です。

AIが高度に発達し、人間とヒューマノイドが共存する近未来を舞台に、ヒューマノイドの治療を専門に行う医師、須堂光を主人公としたマンガです。

今まで紹介したマンガの主人公は全て人間に対する医師ですが、このマンガの主人公はヒューマノイドの治療を行う医師です。

ちょっと今までとは趣が違いますね。

この作品では様々な悩みを抱えたヒューマノイドが登場し、須藤が診察・治療にあたっていきます。

斬新な設定と独特な世界観の中で、人間とヒューマノイド双方の存在が印象的に対比され、感情とは何か、愛とは何か、生とは何かを考えさせられる作品です。

短編形式でストーリーは描かれ、内容的にはどこか手塚治虫の「ブラックジャック」を彷彿とさせるところがあり、とても面白い作品になっています。

正確なジャンルとしては医療系というよりはSF系になるとは思いますが、医療系志望者にもぜひ読んでほしい作品です。

 

この作品には続編、「AIの遺電子 RED QUEEN」があります。

「AIの遺電子」と違って短編ではないですが、内容的にはさらに深みへと入り込んでいきます。

「AIの遺電子」を読んで興味が出た人はぜひ続編も読んでみてください。

 

まとめ

以上、おすすめの医療マンガを5つご紹介しました。

どれも医療を考える良いきっかけを与えてくれるマンガです。

医療系以外の分野を目指している人にももちろんおすすめできるものばかりなので、気になるものがあればぜひ一度読んでみてください!!

 

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