【2021年版】大学ランキング日本版をまとめてみた
「世界大学ランキング日本版2021」が公表されました!
結果を密かに楽しみにしていた人も多いと思います!
総合ランキングの結果は、
1位 東北大
2位 東工大
3位 東大
となったようです。
ちなみに昨年の総合ランキング結果は、
1位 東北大
2位 京大
3位 東大、東工大
でした。
東北大が1位をキープしていますね。
一方、京大は一昨年は1位でしたが、順位を下げ、最新版の2021年版では4位とトップ3圏外になってしまいました。ちょっと残念です。。
少しづつ有名になってきたこの大学ランキング日本版ですが、
はじめて聞いたという人も多いと思います。
そこで今回は、この日本版大学ランキングの紹介と2021年の最新の結果をみていきます!
志望校選びの参考にもなりますので、高校生の方はぜひ参考にしてみてください。
世界大学ランキング日本版ってなに?
世界大学ランキング日本版とは「Times Higher Education(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)」、通称THEが2017年から公表している大学ランキングです。
THEが毎年公表している、世界の大学を順位付けした「THE世界大学ランキング」はかなり有名ですが(毎年東大が何位にランクインして、京大が何位にランクインしたとかニュースでもときどき話題になるやつですね、、)、これはその日本版になります。
日本国内にある大学のランクキング、というわけです。
進路に悩む受験生や高校生だけでなく、高校関係者や大学関係者も注目しているランキングになります。
総合ランキング上位はどんな大学?
では早速、公表された最新2021年版の、総合ランキング上位10位を見てみましょう!
【2021年版】
1位:東北大学
2位:東京工業大学
3位:東京大学
4位:京都大学
5位:大阪大学
6位:北海道大学
7位:名古屋大学
8位:九州大学
9位:筑波大学
10位:広島大学
参考として2020年版、2019年版の上位10位も見てみましょう。
【2020年版】
1位:東北大学
2位:京都大学
5位:九州大学
6位:北海道大学
7位:名古屋大学
8位:大阪大学
9位:筑波大学
10位:国際教養大学
【2019年版】
1位:京都大学
2位:東京大学
3位:東北大学
4位:九州大学
7位:東京工業大学
8位:大阪大学
9位:筑波大学
10位:国際教養大学
最新版では東北大がトップをキープし、東京工業大学が2位にまで順位を上げています。東大は3位で、京大は4位となりトップ3圏外になりました。
日本版大学ランキングの評価基準(これは後で説明します)は絶対的なものではないため、ランキング結果は毎年変動しますが、大切なのは傾向をつかむことです。
今回の結果では東北大、東工大が近年順位を上げ、一方で東大や京大はやや順位を落とし気味といった傾向にありますね。また、東北大、東工大、東大、京大の4つの大学が総合ランキング上位の常連である点も注目です。
そのほか、北大や九大など、トップ10には有名大学が多くランクインしています。
ランキングの評価基準は?基準ごとのランキングは?
この世界大学ランキング日本版は「教育リソース」、「教育充実度」、「教育成果」、「国際性」という4つの分野(評価基準)でランク付けしており、総合ランキングだけでなく、これら4つの分野ごとのランキング結果もみることができます(今まで見てきたランキングは総合ランキングになります)。
これら4つの分野(評価基準)については細かく書こうとすると本当に細かくなってしまうのですが、簡単にざっくり言えば、
「教育リソース」:教育環境がどのくらい豊かか
「教育充実度」:在籍学生がどれだけその大学を評価しているか
「教育成果」:大学の卒業生がどれだけ活躍しているか
「国際性」:大学が国際的な教育にどれだけ取り組んでいるか
をそれぞれ表していると考えていいでしょう。
この分野ごとのランキングは各大学の特徴を見るうえで参考になります。
分野別のランキング結果上位10位をみてみると、
【教育リソース】
1位:東京医科歯科大学
2位:兵庫医科大学
3位:京都府立医科大学
4位:東京大学
5位:東北大学
6位:浜松医科大学
7位:奈良県立医科大学
8位:福島県立医科大学
9位:滋賀医科大学
10位:京都大学
教育リソースによるランキングではその特性上どうしても単科の医科大学が上位に入る傾向があります。
そんな中、総合大学でトップ10に入っている東大、東北大、京大はさすがという感じです。。
【教育充実度】
1位:国際教養大学
2位:国際基督教大学
3位:立命館アジア太平洋大学
4位:筑波大学
5位:東京工業大学
6位:東京外国語大学
7位:北海道大学
8位:東北大学
9位:津田塾大学
教育充実度でのランキングでは、総合ランキングとは変わった顔ぶれになります。
【教育成果】
1位:京都大学
2位:東北大学
3位:九州大学
4位:北海道大学
5位:名古屋大学
6位:大阪大学
7位:東京工業大学
8位:東京大学
9位:筑波大学
10位:早稲田大学
教育成果によるランキングではやはり京大が首位になります。
「研究と言えば京大」と言われるのも納得です。
【国際性】
1位:国際教養大学
2位:立命館アジア太平洋大学
3位:国際基督教大学
4位:大阪女学院大学
5位:関西外国語大学
6位:梅光学院大学
7位:京都外国語大学
8位:宮崎国際大学
9位:創価大学
国際性ランキングでは上位層が教育充実度ランキングと似た結果になっているところが面白いですね。
エリア別のランキング結果は?
エリア別のランキング上位5位も見てみましょう。
【北海道・東北エリア】
1位:東北大学(宮城)
2位:北海道大学(北海道)
4位:会津大学(福島)
5位:秋田大学(秋田)
【北関東・甲信越エリア】
1位:筑波大学(茨城)
2位:長岡技術科学大学(新潟)
3位:新潟大学(新潟)
4位:信州大学(長野)
5位:宇都宮大学(栃木)
【首都圏エリア】
1位:東京大学(東京)
2位:東京工業大学(東京)
3位:国際基督教大学(東京)
4位:慶應義塾大学(東京)
5位:早稲田大学(東京)
【北陸・東海エリア】
1位:名古屋大学(愛知)
2位:金沢大学(石川)
3位:豊橋技術科学大学(愛知)
4位:豊田工業大学(愛知)
5位:名古屋工業大学(愛知)
【近畿エリア】
1位:京都大学(京都)
2位:大阪大学(大阪)
3位:神戸大学(兵庫)
4位:立命館大学(京都)
5位:京都工芸繊維大学(京都)
【中国・四国エリア】
1位:広島大学(広島)
2位:岡山大学(岡山)
3位:山口大学(山口)
5位:島根大学(島根)
【九州・沖縄エリア】
1位:九州大学(福岡)
2位:立命館アジア太平洋大学(大分)
5位:九州工業大学(福岡)
となっています。
下宿はしたくないから実家から通える範囲内で大学を選びたいという場合には、このエリア別ランキングは志望校選びに役立ちそうですね。
まとめ
大学ランキングは志望校選びにも役に立つため、高校生にはぜひ一度は見ておいてほしいものです。
ただし、ランキング結果が必ずしも大学の特性や魅力をそのまま反映できているとは限らないですし、ランキングが全てではありませんから、あくまで志望校選びの参考として考えるのが良いでしょう。
なお、さらに詳しいランキング結果はこちらのサイトで見れます。
詳しい評価方法についても記載されているので気になる方は参考にしてみてください。
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