あなたは大丈夫!?意外と知らないマスクの正しい使い方!
今何かと話題の新型コロナ。。
致死率はそこまで高くはないだろうと言われてはいますが、SARS(重症急性呼吸器症候群)の時よりも感染スピードが速く、世界的にも既に多くの死者が出てしまっています。
日本でも感染者が続々と出ており、全国的にマスクを身につける人が多くなってきました。
一方で、マスクの使い方が間違っている人も残念ながら時折見かけます。
マスクについての正しい知識と使い方、注意点などをここで確認しておきましょう。
マスクの正しい使い方
まずは、マスクの正しい使い方ですが、気を付けるべきポイントがいくつかあります。
1.しっかりと鼻を覆うようにして使う
街中を歩いていると、時折、鼻をマスクから出している人がいますが、これでは鼻から普通に病原菌が侵入してしまうため意味がありません。
マスクを着用すると呼吸がしにくくなるため、このような使い方をしてしまうのだと思いますが、マスクを着用するときはしっかりと鼻まで覆うようにして使わなければなりません。
2.使用したマスクを外す際にはひもの部分以外は触らない
マスクを外す際、耳ひもの部分以外は基本触れてはいけません。
特にマスクのフィルター部分には触れないように気を付けましょう。
3.マスクの使いまわしはしない
これは当たり前ですが、一度使用したマスクは使用後は捨てるようにしましょう。
時々マスクの使いまわしをされる人がいますが、マスクは基本使い捨てです!
ただし、洗濯可能な使いまわしできるマスクも販売されているので、そのようなマスクであれば問題はないでしょう。
4.マスクのポイ捨てはダメ!
時々歩道にポイ捨てされたマスクが落ちているのを見かけますが、これだとそのポイ捨てされたマスクから病原菌がまた拡散してしまう恐れがあります。
マスクのポイ捨てはやめましょう。
新型コロナ予防にマスクは有効なのか??
今流行しつつある新型コロナ予防に対してマスクは有効なのでしょうか?
これに関して押さえておきたいのが、新型コロナはウィルスだということです。
ウィルスは細菌とは異なりとても小さく、そのため基本的に通常のマスクでは完全には防ぎきれません。
しかし、完全に防ぐことはできなくても、体内に入るウィルスの量を低減させることはできるため、何もしないよりはマスクを着用していた方がよいです。
ただ完全にはウィルスをブロックできないため、帰宅時にはうがいなどをしっかり行うようにしましょう。
また、マスクの着用には人に移さないようにするという役目もあるので、咳やくしゃみが出る人は必ずマスクを着用しましょう。
参考 N95マスク
ウィルスを防ぐことを目的に作られたマスクとしてN95があります。
このN95は以前は医療関係者等の一部の人にしか知られていませんでしたが、最近はコロナウィルスの影響で一般にも知られるようになりました。
このマスクは直径0.3マイクロメートルの粒子を95%以上除去すると言われており、ウィルス吸引に対してかなりの効果が期待できます。
普通のマスクに比べて値段は高めになりますが、しっかりとウィルスの吸引を予防したいのであればこのN95の使用も考えてよいでしょう。
(私も普段は通常のマスクを使いますが、危険度が高いと思う場所に出かける時にはこのN95マスクを使うようにしています。N95マスクを着けていると安心感が違います)
今流行りの手作りマスクには注意すべき!?
新型コロナの影響で、巷でマスクが品薄になっており、マスク不足からマスクを自作する人が出てきています。
しかし、ここでも注意点があります。
特に、自作の布マスクはあまりオススメしません。
どうしてかというと、先ほども述べたとおり、ウィルスはとても小さく、粗い布マスクではウィルス感染予防に対してほとんど効果は期待できないからです。
むしろ布マスクはウィルス感染の予防には逆効果だと報告する医学論文もあります。
なので自作の布マスクを使用する際はこの点に注意しなければなりません。
まとめ
自分が感染しないようにするためだけでなく、人にうつさないためにもマスク着用は大切です。
マスクの正しい使い方と知識をぜひ身につけておきましょう。